ステーション経営者の理念こそ
今日、車で走っていたら、訪問看護師さんが車を運転しながら、昼食を食べていた。その車の中には同じ看護師かリハの人かはわからないがもう一人いてその方も食べていた。よほど忙しかったのでしょう。
現場の方々は利用者さんのために時間を削って営業をしています。それに対して、一部の経営者は元気を与えればいいという、アントニオ猪木ばりの口調でステーションに来て、ペラペラ話しています。
現場の方が作業しているからこそ売り上げが立ちます。訪問看護の売り上げは広告宣伝費はほとんどありません。現場の人が直接依頼を取りに行き、そして現場の方がサービスを提供します。さらに商品企画もありません。商品に対する原価はありません。失礼な言い方ではありますが、原価はまさにスタッフさんそのものなんです。つまりこういう運転しながら食事をとらないといけない状況を絶対に無視してはいけません。
この内容がきちんと報告され改善する日程を決め、安心して働ける状況を作るこそが訪問看護ステーションの経営者の役割です。あるステーションの管理者さんが求人に困ってはいません。すべてHPと紹介できます。ただ給料は基本給35万~です。とおっしゃっていました。この発言でわかるように、きちんと経営して還元しているんです。もしこの経営者のステーションの方がこんな運転しながら箸をもって赤信号のときにご飯をほおばる姿を見たら、即座に改善するんでしょうし、こんな状況になる前にきちんと報告されているんでしょう。
看護師さんも安定している経営というよりも、安心できる経営者のもとは働くことが一番の幸せなんでしょう。私たちのステーションもこうなっていきますよ。なぜならこういう人たちと勉強会をしていますから。もしこういう勉強会をしていなかったら、数字だけを見る経営になっていたような気がします。
もし興味がありましたら、いつでも連絡して下さい。
求人募集要項 – ゲンリ訪問看護リハビリステーション北須磨 (genlikitasuma-houkan.com)
です。参考までに見ておいてくださいませ。
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