市場が大きい時には過剰なサービスは絶対に危険。

医療提供は命の安全に携わる仕事です。といっても訪問看護だろうがクリニックだろうが利用者さんがこなければ淘汰されていきます。この利用さん獲得のために過剰なサービスをしようとするステージョンもあります。
市場が小さければそれも必要かもしれませんが、市場が大きい場合は優先すべきは安全の確保です。商売はリスクをとればとるほど見返りは大きくなります。例えば、フィリピン留学で小学生だけ行かす留学がありました。費用はそれなりにします。フィリピンはとても危険な地域です。まして子供だけで行かして誘拐の危険もあり、しかも海外です。事故の心配もあります。そういう安全面をきちんとクリアしてしまい、しっかりとしたカリキュラムを組めばすごい人気でした。そのリスクをきちんと整備してしまえばリターンはとても大きくなります。そのリスク整備は石橋をたたいてたたいてしなければいけませんから、リターンの額もそれ相応の額はします。

でも高齢者医療に関しては、安全を優先しないとお互いが危険に陥ります。強いてリスクをとる必要はありません。行き過ぎた看護師さんの判断は危険になります。医師の指示に従った行動を徹底することでステーションもクリニックも必ず繫盛はしていきます。しないということは医師が悪いのか、看護師さんが過剰にサービスしすぎているのか、看護師さんとご利用者さんのコミュニケーションの問題なのかと問題は見えてきやすいと思います。

訪問看護は参入しやすい分、民間経営お得意の過剰サービスをしたがります。民間経営の大前提はお客様への感動です。USJしかり、飲食店でのおいしさの感動。映画の内容の感動。施設の美しさの感動などが挙げられます。医療に感動はいりません。医療の感動はただ一つで治癒して日常生活を取り戻せる期待感への感動のみです。美しさ、美味しさ、楽しさへの感動提供ではありません。

うちのステーションはご利用者様に日常を取り戻せるための感動を提供し続けます。そのために過剰サービスは絶対にしません。お客様に対して最短で日常を取り戻していただくためにも関係各所とコミュニケーションをとりながらすすめてまいります。

もし興味がありましたら、いつでも連絡して下さい。
求人募集要項 – ゲンリ訪問看護リハビリステーション北須磨 (genlikitasuma-houkan.com)
です。参考までに見ておいてくださいませ。
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