うちの管理者さん。
8月から管理者さんと仕事をさせていただいております。
正直ここ最近の管理者さんの成長は素晴らしいものがあります。
10月オープンでした。9月末までは準備が本当に大変でした。何もかも初めてのことばかりです。管理者さんも管理業務は初めてです。今までは一看護師さんとして行動していました。問題があっても報告連絡をきちんとして対策していればよかったですが、これからは見て見ぬふりは一切できません。すべて把握しないといけません。知識量が大事です。
でも知識だけではいけません。リーダーとしての資質で最も大事なことは「言葉と行動」です。行動で示し、言葉で納得させる。この2つがないとリーダーとしては成立しません。一スタッフであれば問題に対して逃げても誰かが背負ってくれます。しかしリーダーは全て自分に降りかかってきます。逃げるわけにはいきません。ですから必ず問題に向かう行動が大事です。しかし自分では向かっているつもりでも周りはほとんど見てくれません。背中で表現ということは無理なんです。
そこで言葉が必要です。周りのスタッフさんを納得させる言語が必要です。なぜするのか?どうしたいのか?そういうことを心で思うのではなく発しないといけません。そうしないとスタッフさんの行動はやらされ感がでます。そうなると仕事が義務に変わります。大事なことはスタッフさんが120%でしてもらうことです。そこに言語が必要なんです。10月、11月は未熟な管理者さんも行動の大事さ、問題に向き合う大事さを本当に持つようになりました。
さらにこの環境を手助けしてくれているのが、あるスタッフさんです。彼女は自立しているので本当にご利用者様に心から向き合ってくれています。当初未熟だった管理者さんに対してもあきらめず向き合ってくれました。行動の大切さや管理者さんとしての未熟な一面をきちんと指摘してくれます。逆と思われるかもしれませんが、人にはそれぞれ役割があります。彼女の真摯にご利用様に向き合う姿勢があるからこそ管理者さんも未熟な部分を改めていけます。もし彼女がご利用者様にいいかげんな方だったら管理者さんも変わることはなかったでしょう。うちのステーションはみんなでいっしょに成長していくステーションです。管理者がスタッフを成長させるのではなく、みんなが自分の強みを活かしながら、みんなで1歩1歩成長していくステーションです。そういう意味でもうちの管理者さんのいいところは聞く耳をきちんと持って成長意欲が高いことです。なかなかうちは素敵ですよ^^!